読書_大学時代からようやくハマった読書。遅ればせながら読書の大切さを実感している。
今は村上春樹。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、を読んでいる。
村上春樹にハマったのも、この2年くらい。
いろいろ遅い。
子供の頃は読書嫌いであった。
今も変わらないが集中力がないため、読書をする時間がもどかしくなってしまっていた。
大学時代、通学に電車で約90分かかった。
音楽は毎日聴いていたが、何となく時間を持て余していた。
何がハマったのか。毎日読むのが待ち遠しくなるまでハマってしまった。
綴られる世界観にハマってしまった。もちろん内容も興奮するものであったが、読み終わった時の満足感がこれまで体験したことのない満足感であった。
その後は、迷うことなくシリーズ 全てを読破。民俗学、妖怪、仏教、歴史、エロス、やはり世界観に惹かれたのであろう。
京極夏彦の本は、分厚く、ボリュームがあるものの、あっという間に全て読みきった記憶がある。このボリュームにも満足感があった。
その後、他の作品も読んだものの、京極夏彦のボリュームに慣れてしまうと、やや物足りなさを感じてしまう。ミステリーの謎解きも結論を出すのが早すぎだ、と感じてしまう。
もちろんその後もハマってしまった作品は多々あるが、2年前、配偶者が読んでいた村上春樹を拝借し、読んだ時、これまた世界観にハマってしまった。
ジャンルは何なのか。ジャンルがわからなぬまま読み進めるも、どんどん吸い込まれる世界観。
これが村上春樹なのか、感銘を受けた。
そして、今読んでいるのが多崎つくるだ。
毎朝の通勤時間に読んでいるものの、最近仕事中も読みたい衝動に駆られている。
ここ数ヶ月は、しばらく読書から離れていたが、また読書にハマる日々がやってきそうだ。